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サントリーホール スペシャルステージ2022
五嶋みどり
Suntory Hall Special Stage 2022MIDORI
世界屈指のヴァイオリニスト五嶋みどりの3夜にわたるコンサート。五嶋みどりデビュー40周年記念~ベートーヴェン&アイザック・スターンに捧ぐ~』として、ベートーヴェンの作品を中心に、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ・トリオ、協奏曲と“世界のMIDORI”の魅力を最大限を紹介。五嶋みどり、ベートーヴェン、アイザック・スターンに共通するオーセンティックさを表現しました。
N響 at 埼玉会館
アレクサンダー・リープライヒ 小菅 優
NHK Symphony Orchestra, Tokyo at Saitama HallConductor:Alexander Liebreich Piano:Yu Kosuge
モーツァルトとベートーヴェンの名曲を世界を舞台に活躍する指揮者とピアニストで聴くまさにドイツ音楽決定版コンサート。ドイツの森をイメージした背景にモダンな幾何学的スペースを配しアーティスト写真をレイアウトしました。
第50回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
高関 健
Commemorative Concert of the 50th Suntory Music AwardKen Takaseki (Conductor)
1969年の設立以来、日本における音楽振興を目的として、毎年、その前年度に洋楽文化の発展にもっとも功績のあった個人又は団体を顕彰する「サントリー音楽賞」。第50回の受賞者である指揮者の高関 健氏の受賞記念コンサート。当日の演奏曲ノーノ:『進むべき道はない、だが進まねばならない…アンドレ・タルコフスキー』からノーノ のトーン・クラスター&タルコフスキーの水のイメージをもとに画面全体に抽象的な塊を、マーラーの交響曲第7番 ホ短調『夜の歌』からダークカラーでデザインしました。
ドビュッシー弦楽四重奏団
Le Quatuor Debussy現代フランスを代表する弦楽四重奏団。古典と現代曲を垣根なしに演奏するグループです。ピンク色のモダンな写真があったのでこちらをメインに使用しました。今回は日本のピアニスト・岩井のぞみさんとの共演。また東京藝大内にある日本最初の音楽ホール・旧奏楽堂にての開催。残念ながらコロナ感染により延期となりました。
ピアノ・エトワール シリーズ vol.35
ダニエル・シュー ピアノ・リサイタル
Piano Etoile Series vol.35Daniel Hsu Piano Recital
彩の国さいたま芸術劇場による若手有望ピアニストを紹介するシリーズ。17歳で浜松国際コンクール、19歳でヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール入賞の新鋭です。この2018年のシリーズからデザインを一新。色帯や半透明帯を多用し、より若さを意識しました。
第86回新人演奏会
The 86th Annual Concert By New Musicians数多くの優秀なクラシック演奏者を生み出してきた伝統あるコンサート。毎回、ト音記号を幾何学科してたデザインでシリーズ性を演出。今回はラインを使わず面(半透明を含む)のみで、ト音記号を表現しました。
読響サマーフェスティバル 2013
三大交響曲
Yomiuri Nippon Symphony Orcestra3 Symphonies
J.S.バッハの代表曲「ゴルトベルク変奏曲」を毎回違うアーティストで聴き比べるというトリフォニーホール《ゴルドベルク変奏曲》シリーズ。21世紀のグレン・グールドともいわれる、世界中のクラシック関係者・音楽ファンが注目する話題の俊英の日本デビュー・コンサート。基本的な考え方として、若々しくモダンで、かつ本物感のあるオーセンティックなデザインを目指しました。ピアノの黒いラインや蓋に映ったアーティストの顔など、オリジナル写真がもつ幾何学性を利用し、ラインや色面を使ったデザインとしました。
サントリーホール スペシャルステージ
ギドン・クレーメル
Suntory Hall Special StageThe Art of Gidon Kremer
クラシック界のカリスマ・ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルの世界を4夜に渡り紹介するコンサート。クレーメル氏の写真を中心とし、巨匠としての重厚感と、英文をタテ組み・罫をあしらったモダン・デザインで、クラシック界のみに収まらない氏の音楽世界の広がりを表現しました。立て組み英文の横(右端)にコピー類をまとめ、読み易さも実現しました。
すみだ平和祈念コンサート2012
新日本フィル《フォーレ/レクイエム》
New Japan PhilharmonicGabriel Faure/Requiem
東京大空襲の犠牲者を悼む「すみだ平和祈念コンサート」。今回は2011年の東日本大震災の犠牲者をともに弔う特別なコンサートとなりました。何千年に一度という天災を前にしてまず出来る事は「祈る」ことであると思います。そこで、画面中心に蓮の花を置き、まぶたを閉じる人で祈りを表現しました。全体は優しく静かなトーンのものとしました。
小菅 優の現在
Vol.3 ピアノ・リサイタル
Yu KosugeVol.3 Piano Recital
気鋭ピアニスト・小菅優の「現在(いま)」を追いかける3年にわたるシリーズ。小菅さんの写真をメインに、タテ・ヨコに半透明の色帯(毎回色を変更する)を敷き英文タイトルなどをレイアウト。若々しさとシリーズ感に留意しました。
630コンサート〜充電の1時間
鈴木理恵子・北村 聡
630 ConcertSuzuki Rieko & Kitamura Satoshi
仕事帰りにジャズやライト・クラシックを気軽に楽しんでもらうコンサート。ハイセンスなビジネスマンやオフィスレディが対象。モダンなコンサート・ロゴをメイン・ヴィジュアルとしました。毎回その色味を変化させ、シリーズとしてのアイデンティティを訴求。
内田光子ピアノ・リサイタル
Mitsuko Uchida Piano Recital世界のトップ・ピアニストである内田光子さんのリサイタル。モノクロのポートレイトを中心に据え、知的で誠実な音楽を表しつつ、コピー部分に大胆に色面を配し、モダンさを表現しました。
堤剛プロデュース2009
Production By Tsuyoshi Tsutsumi 2009世界10か国の小品を一気に演奏する、音楽による世界一周の旅。大空を表す鮮やかなブルーの時に緑の地球のイラスト、万国旗をイメージし各国の名前を様々な色で表記。テーマタイトルの下にひいた罫線の先に飛行機を飛ばしました。
ジャクムス
JYACMS演奏家自身がプロデュースする室内楽団体・ジャクムスの10周年記念コンサート。伝えなければならないコピーが多くあったこと、若々しさと同時代性を表現するため、色帯を多用した色面構成としました。
アルバン・ベルクとクルト・ワイル
Alban Berg & Kurt Weill若杉 弘さんによる「ブルックナー・チクルス」に続くシリーズ・プログラム。デザイン・コンセプトは表現主義とロジカルという相反する美学。20-30年代のドイツをイメージし、表現主義はさまざまな金属の錆を素材とすることで、近代的ロジカル性はそれらを平面構成することで表してみました。錆は不思議です。金属は本来硬く冷たく静的なものですが、錆びること(滅ぶ=死滅すること)で、より重量感のある生命を見せてくれます。
朝比奈 隆&新日本フィル
ベートーヴェン・チクルス I-V
Takashi Asahina & New Japan PhilharmonicBeethoven Cycle I-V
当時、日本はもちろん世界でも最高齢の現役指揮者であった朝比奈氏。ベートーベンのチクルスということもあり、余分なものを省いた風格あるヴィジュアルを心掛けました。黒い闇の中に(から)浮かぶ朝比奈氏とベートーベン。シンプルなデザイン・パワーとベートーベンの音楽が持っているポジティブなヒューマニズムを表現しました。