- hojoki |
- multi |
- sly |
- outlaw country |
- country |
- slime |
- old blues |
- hard bop |
- beach boys |
- vom kriege |
- woman |
- world loves you
ピンナップスは通常の美術誌とも美術書ともちがいます。その名が示すとおり、手にとって見るのではなく、部屋に張られ鑑賞されるためにあるのです。また、毎号ひとつのテーマを設定し、それにそって制作された全て新作が集められています。ピンナップスは、それ自体がいわばひとつのテーマ展ともいうべき作品集なのです。
記念すべき第1号のテーマはHAND=手です。コンピュータ・情報・脳といった分野が近頃何かと話題ですが、あえてここで手にこだわってみました。実際、コンピュータだって手で作られた機械なわけだし、手で操作するわけだし。人間は手を使い物を作ることによって、脳の欲望を実現し、脳自体をも進化させてきたのではないかと思うわけです。また日頃、手を使い作品=物を作っているアーティストにとっても避けられないテーマでもあります。
参加アーティスト
岩井成昭 / 小沢 剛 / 工藤裕一郎 / 中村哲也 / 中村政人 / 前田 健 / 村上 隆 / MOJO WORK / 本宮かをる
岩井成昭/Shigeaki Iwai
beans
小沢 剛/Tsuyoshi Ozawa
さあ、何を持って逃げるべきか
火事だ、地震だ、津波だ、戦争だ!
工藤裕一郎/ Yuichiro Kudo
想いははてなくレール・ベース
中村哲也/Tetsuya Nakamura
THERE IS WINNER FOR NUMBER OF PEOPLE
中村政人/Masato Nakamura
多指症
前田 健/Takeshi Maeda
“10:1” V. T. R
村上 隆/Takashi Murakami
Hiropon Me
MOJO WORK
手は思考する
本宮かをる/Kaoru Motomiya
Desk Top 身体論
「PIN-UPS」第2号のテーマは「領土=TERRITORY」。 東西の政治ブロックの壁がくずれてもう10年以上の時が過ぎました。しかし、世界は平和と共存に向かうどころかユ-ゴやインドネシアの内戦、さらにはアメリカ同時多発テロなど、人種・宗教・民族といったより根深い壁が顕現化し、ますます対立と混乱の時代をむかえています。また、科学・文化の世界では旧来のパラダイムがゆらぎ、ジャンルの垣根はあやふやなものとなり、生命・人間といった根本的概念でさえ旧来の意味を失いつつあります。 いま、アートは世界に向かってどんなメッセージを発信することができるのか?アーティストは、そしてアートはどんな自己像を結ぶのか?時代に対しアーティストが担うべき役割はかつてなく大きいはずです。
参加アーティスト
荒井信吉 / 小沢 剛 / コカ·ラミシュビリ / 内藤忠行 / 奈良美智 / マルセィラ·トゥルジロ / MOJO WORK / ライナー·ガナール
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